社内ゾンビになりかけブログ

日系大手化学メーカーに1X年勤務し、ゾンビ化しつつある人

大手企業のポンコツおじさんについて

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 ブログ主は大手化学メーカーの研究所に1X年勤める中堅社員である。3日前から突如思い立ってブログをはじめてみたが、HT...ML???という感じのITポンコツである。上のいらすとや画像のサイズ変更するのに10分くらいかかっちゃった(ペロ。かわいそうに思ったら、下のリンクからブログ主のお勧めする中国の健康ドリンク買ってほしい。

 

 

 本題。ブログ主はブログ上ではポンコツであるが、会社ではそこそこ期待されている中堅社員である。仕事をしていると、ポンコツ社員が散見される。今日は彼らの種別と生態について述べていきたい。ちなみに、初めにエクスキューズしておくと、ポンコツ社員は決して褒められたものではないが、不幸な状況が重なり、ポンコツ化せざるを得なかったケースもある。また、学生時代や若手社員時代にどんなに熱意があっても、ポンコツ化する場合もある。学生や若手社員は決して他人事と思わずに聞いてほしい。

 

①アスペ系ポンコツ社員

 年齢層は若手から定年手前まで多岐にわたる、強すぎるポンコツ社員である。一般職社員での発生が多い。ブログ主の勤務先は研究所であり、日々新しい実験や分析を考えながら研究開発を進めている。しかし、このアスペ系ポンコツ社員は実験方法や分析方法が過去の手順から1つでも変わるとほぼ100%の確率でミスを犯してくる。例えば、「●●の次に××やる順番を逆にして、今日は××の後に●●をやってください」とお願いすると、「△△の量を2倍にしてみました!!!」みたいな、こっちが「フアッ!!??!??!?」と硬直してしまうようなミスを、キラッキラの目で報告してくるのだ。ミスを指摘したときに、大人しく聞いてくれるのは軽度のアスペ系ポンコツである。豪の者のアスペ系ポンコツは「いや、でも~・・・云々」から始まり、「今日なんか、当たり強くないっすかw?」と斜め上の返しをしてくるため、最終的にはブログ主は対峙することを止めてしまう。実験は薬品を使ったり、高価な装置を使ったりすることがあるのだが、アスペ系ポンコツ社員は何をしでかすか分からないので、「適当に実験室掃除しておいて・・・」程度の仕事しか与えられないことがある。強すぎる。

 

②メンタルぶち壊れ系ポンコツ社員

 これもいずれの世代でも現れるポンコツである。同情できる場合もあれば、①のアスペ系ポンコツが高すぎる自己評価と自分の無能っぷりのはざまで、勝手にスリップダウンして②を兼務する場合もある。後者はマジでヤバイやつ。同情できる場合で言うと、過去記事に登場した鬼(現・ブログ主の研究所の所長)のような、モンスターとゼロ距離で接したためにお気持ちイルネスを発症してしまったパターンである。ネット上の怖い話で「白いくねくねを見たら精神崩壊した」系があるが、鬼も同じように接した人間を一定の確率で精神崩壊させていく、できるだけエンカウントしたくないタイプのモンスターである。専門職でメンタルを病んだ人間は、しばらく休んで復職した後でも正規の研究開発職ルートに戻ることはない。具体的に言うと、研究所の中の間接部門的なポジションに移され、固定資産を確認したり、規制貨物の申請をしたりしながら会社員人生を終えることになる*1。出世はしないが、給料はいわゆる専門職の水準がもらえるため、アガリを決め込むには最強のポジションである。アスペこじらせ系は、実例を思い浮かべていたら気分が悪くなってきたので、割愛する

 

③外資系ポンコツ社員

 その名の通り外国人社員である。はっきり言うと中国人。彼らは就職=アガリの公式がDNAレベルで刻まれており、一切のやる気を見せない、繁忙期だろうが何だろうが定時で帰る、会議に遅れてくる、AMだけの出張で直帰する、報告書の提出期限を何度も忘れるなどなどなど、数え上げればその悪行にはきりがない。それでいて自分の出世には強い関心を示す。中国人社員は中国の大学の卒業に合わせて日本人の新卒よりも半年ほど遅れて入社する。ブログ主の会社ではある程度までは入社年に応じて職階が上がっていくが、中国人は自分より半年入社の早かった日本人の職階が上がるときに、自分だけ職階が上がらなかったことに怒り(職階が上がるのタイミングは年に1度のため、次の年度の社員と一緒に上がることになっていた)、自分の上司をすっ飛ばして人事部に直接掛け合うというタフネゴシエーターっぷりを発揮した。上司のメンツまるつぶれやないかーい!ちなみに、儒教的な思想のため、基本的には年上には礼儀正しく、中国に帰った際にブログ主の好きそうな土産を山ほど買ってくることを忘れない。・・・こんな形で出会わなければ、きっと、もっと仲良くなれたのに・・・

 

 どうだろうか。ポンコツ社員のやばさもさることながら、胸の内にこれだけのヘイトをため込んでいるブログ主のやばさもお気づき頂けただろうか。いっちゃったやばい奴が集うのが、大手メーカー研究所の実態なのだ。

*1:ブログ主の知る限り、このポジションから正規ルートに戻った者はいない