社内ゾンビになりかけブログ

日系大手化学メーカーに1X年勤務し、ゾンビ化しつつある人

多様性と大手メーカー

 ブログ主は、日本の大手メーカーに勤務する課長である。

 最近、採用活動にも携わるようになってきて、学生からの質問を受ける機会もあるのだが、先日学生から「御社に多様性はありますか^^?」という質問を受けた。

 いや、アウト~~~~!!!

 学生のみんな、企業の人たちはこういう真意が分からない質問嫌いだからやめよ?

 企業の偉い人たちは、わかりやすい質問じゃないとおこだよ?みんな入社したいんだよね?

 もっと率直に、「外国人社員の比率はどのくらいですか?」「管理職社員に占める女性の比率はどのくらいですか?」とか聞いてみよ?

 ちなみに、こういう質問してくる人たち、企業側からするとクッサwwwって思われてるから注意しようね?第一志望の会社ならやめとこ?調べりゃ分かるからさ?

 

 前置きが長くなりましたが、国内大手メーカー、今多様性という言葉にめっちゃ敏感です。どこの企業でもダイバーシティ研修みたいなのが義務付けられていて、「女性管理職比率が高い企業は生産性が高い!」とかいう、因果関係逆ちゃいますか?というデータを見せられても決して、疑問を呈してはならない。

 大手メーカーのエライ人たちは分かりやすいことしか理解できないが好きである。したがって、今どこのメーカーでも分かりやすい数字目標である、女性管理職の比率を増やそうと躍起になっている。でも、理系学部進学する女がブログ主の時代は2割いなかった中で、管理職の世代の女、そもそも社内にいなくね?という壁にぶち当たる。

 

 どうする・・・どうする・・・

 エライ人たちは考えた。そして一つの答えを導き出したのです。

 「なばかりかんりしょくのポストをつくればいいんだ!」

 最近仕事で他社の女性に会うと、”〇〇リーダー”とかいう謎の肩書きがついていることがある。本人がそれとなく「一応、課長職です(ハナイキフンッ!」と言ってきたりするんですが、どこの企業も苦労しているみたいです。

 

 つーかさあ、女だろうが男だろうが同じような旧帝大から人集めておいて、それって多様性って言えるの?

 そんなわけで国内大手メーカーでも多様性拡大に向けた取り組みは進んでいますので、就活生の皆様は安心して、活動に精を出してくださいね!

 終わり。