社内ゾンビになりかけブログ

日系大手化学メーカーに1X年勤務し、ゾンビ化しつつある人

大手メーカーで死にそうになっている

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 ブログ主は日系大手化学メーカーの研究所に勤務すること1X年、入社当初に持っていた熱量を気づけば失い、日々会社に通い、上がってきた実験データを元に報告書を書き、パワポを作り、会議で報告し、毒にも薬にもならない議論をして帰宅する、という毎日を過ごす中堅社員である。

 

 大手なので給料は悪くない。クソみたいな数え役満系贅沢(専業嫁+子供2人お受験+私立理系大進学+都内タワマン+外車所有)はできないが、普通に生活する上で金に困ることはまず、ない。

 

 実際に、会社は金を稼ぐところ、と割り切り、日々与えられたことだけをこなして帰っていく”アガリ”社員も散見される。早い人では30代から自分の命運を悟り、アガリを決め込む猛者たちもいる。この人たちは、ブログ主の価値観にはそぐわず、尊敬することはできないが、恐らく最も勝ち組な人種である。

 

 ブログ主はアガリ社員になりきれず、元々持っていたエネルギーが淀み、腐敗しながら生きながらえている”ゾンビ社員”である。そして、大手企業が多くのゾンビ社員を抱えているように見える。ゾンビ社員の弊害は、腐敗が進行している過程は自覚がなく、気づけば感染性の毒素を含む瘴気で回りの若手社員を腐らせ、新たにゾンビ社員を増殖させていくことにある。

 

 別の記事で述べた通り、ブログ主は若手社員のころ「それ何の役に立つの?」の洗礼を受け、なかなか開発ステージを上げられない経験をした。もちろんこれは、ブログ主の知識も経験も人脈も不足していたからに他ならないが、さらに言うと、周囲も含めて”新しいテーマを推進する熱意”が欠けていたから、が最大の理由であったように思う。

 

 恐らく、若手社員であったブログ主の話を聞いた周囲の人々は「チッ、うるせーな」と思ったに違いない。その人たちからすれば、進めている別のテーマがあるのに、余計な話持ってくるな、と腹がったことであろう。しかしこの、余計なことはしたくない、新しいことには挑戦したくないという姿勢が、ブログ主の会社を、さらには日本全体の製造業を徐々に腐敗させているように思う。そう、彼らも”ゾンビ社員”だったのだ。

 

 会社に長年勤めていてゾンビ化しない社員は少ない。その一人はたまにこのブログに登場する鬼課長(現・鬼所長)である。やはり元が魔物であるせいか、ゾンビのような低位のモンスター化はしなかったのだろう*1

 

 なんかタイトルと内容が合っていないけど、疲れたから終わり。

 あとこの↓鶏の足は辛くてうまいのでおヌヌメ。

 

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*1:ちなみに、この人の見た目は、肌が赤く、髪がもじゃもじゃの白髪、という昔話に出てくるステレオタイプな鬼そのものである