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配属先は、場所だけは入社前に決まっていた。内定後、人事?の担当者から、
担当「配属場所、どこがええか?」
みたいな質問があり、生まれも育ちも関東一筋であったブログ主は、
主「関東でオナシャス!」
と伝え、
担当「おかのした」
というやり取りを経て、無事関東のクソ田舎工業地帯にある研究所勤務、が決まった。
一方、4月の入社式を迎えても、配属される部署は”研究所”ということしかわからず、詳細な部署名は全社研修を1か月ほどやってから発表されることになっていた。部署名発表の際、同じ地区に配属された新入社員が集められ、
偉い人「〇〇さん、××部配属を命ず!」
形式で、配属を聞かされた。
ブログ主は、就活の面接の際に、
主「川上の研究がやりたいです!」
と意識の高いことを伝えていたが、その甲斐もあってか最も川上研究の部署に配属された。同じ部署には東大・京大・ドクター卒がひしめき合っており、こんな素晴らしい部署に配属される私はきっと特別な存在なのだと感じました。
後に知った事実としては、前年に配属された東大・ドクターという神の経歴を持つ男(顔はエレカシ宮本にクリソツ)が、研究で使用する有機化合物にアレルギーを発症し、配属3ヶ月で病院送りとなってポジションが空いたため、急遽翌年ブログ主がそこに充てられた、とのことであった*1。
このように、配属が決まった時も、ブログ主の心は熱意に満ち満ちていたのであった。
*1:ちなみにこの宮本はそこから有機化合物全般がNGとなり、今では本社の間接部署で勤務している。神の経歴が、紙の経歴に変わった瞬間であった