社内ゾンビになりかけブログ

日系大手化学メーカーに1X年勤務し、ゾンビ化しつつある人

学歴フィルターについて①

そろそろ秋のインターンシップ受付が始まっている、と聞く。ここで、就活生が恐らく興味があるであろう、学歴フィルターについて語っていきたい。 大手メーカーには多かれ少なかれ、必ず学歴フィルターが存在する。ブログ主の感覚では学歴フィルターの強さは…

配属後しばらく⑥

前記事 d7ab905ft.hatenablog.com ブログ主の会社では、入社後しばらくしてから、今の部署で引き続き働きたいか、それとも別の部署に移りたいか、を自分で主張できるという制度がある。たまたま、小スケール装置の開発時にそのタイミングが来ていた。ただし…

配属後しばらく⑤

前記事 d7ab905ft.hatenablog.com そんなモヤモヤを感じたり、組織の力に気づいたりしながら、気づけば3年目の年を迎えていた。 ブログ主は、いつまでたっても中試スケールに進めない開発に悩み・苦しみ、その結果、「あ、もっと小スケールで中試相当再現す…

配属後しばらく④

前記事 d7ab905ft.hatenablog.com 息苦しさが日々、増していった。 ブログ主の開発品よりもよほどレベルの低いものが、中試スケールの製造に進むのに、ブログ主の開発品は未だ、「それ何の役に立つの?」で止まっていた。同様に、部署の先輩たちの開発品も製…

配属後しばらく③

前記事 d7ab905ft.hatenablog.com 入社時の配属部署には、東大・京大・ドクター卒が多かった。この神たちが、フラスコを操り、数gスケールのモノを作っては、その性能を毎月に発表会で意気揚々と報じていた。物性データ表を見ながら「これはすごいwww」…

配属後しばらく②

前記事 d7ab905ft.hatenablog.com 違和感を感じ始めたのは入社1年くらいがたった頃であろうか。フラスコスケールの研究からいくつか面白い、今までにないような結果が得られており、リッタースケール反応器での試験に進んでいた。 ある程度の量のサンプルが…

配属後しばらく①

前の記事でも述べたが、配属されたのは川上研究の部署、であった。ブログ主はやる気に満ち溢れていた。 ちなみに、今はシステムが変わっているが、ブログ主が入社した当時は、社員は”専門職”、”一般職”が分かれていた。加えて派遣社員もいた。一般職は、高卒…