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ブログ主の会社では、入社後しばらくしてから、今の部署で引き続き働きたいか、それとも別の部署に移りたいか、を自分で主張できるという制度がある。たまたま、小スケール装置の開発時にそのタイミングが来ていた。ただし、主張したところで100％異動が叶うとも限らない、という程度のものだったので、当時部署に相当の違和感を感じていたブログ主は「異動を希望します！」と高らかに宣言していた*1。
完成検査の直前、部署の部長から突然の呼び出しを受けた。
部長「主さん、来月で異動だから。移動先は、鬼課長のところ。頑張ってね」
これで終わりであった。
かくして、プロジェクトで怒涛の詰めを行う鬼課長の元に移ることとなった。ちなみにブログ主が開発していた小スケール装置は、その後別の人に引き継いだが、その人も直後に移動になり、組織が変わり、開発体制が変わり、時代の変遷の中で日の目を見ることなく除却されていった。しかし、ブログ主は今でもあの装置の有用性をかたくなに信じている。
*1:ちなみに、この面談の相手は自分の部署の課長である。普通、自分の上司に堂々と異動したいという人はいないらしいがブログ主は・・・アスペ気質あり、であった
