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前記事では学歴フィルターの存在について述べた。特に研究職を希望するならば、厳しいフィルターの洗礼を受けることになるであろう。また、フィルターの強度は3段階くらいに分けられることも述べた。
もし、MARCHや中位以下の駅弁卒で企業の研究職を希望するならば、いわゆる理系就職ランキングの100位程度までに入ってくる企業はかなりチャレンジングだと認識してほしい。MARCHや駅弁学生は、これらの企業に対して教授推薦のルートを持たず、一般応募で挑戦することになるが、会社に山のように送られてくるエントリーシートからピックアップしてもらうためには、TOEICスコア850以上、中国語検定2級以上など、光るものが無くてはならない。また、よしんばこれらの大学から研究職で大手メーカーに採用されたとしても、その後の会社員生活を考えれば、お勧めはできない。この理由については後に述べていきたい。
一方、早慶上智、上位駅弁以上の学生は、これらの企業への挑戦権を持っていると考えてよい。もし、自分の希望する企業への推薦枠が大学にあれば、悪いことは言わない、利用するべきである*1。
ブログ主が学生の頃の話であるが、採用活動を早めに始める製薬・食品・一部化粧品メーカーなどは、教授推薦の話を聞かなかったので*2、これら分野を志望する学生は、自分の学歴+語学などのアピールポイントで正々堂々と勝負するしかない、と思う。
長いので次の記事に続く。